3275703 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

ロックの部屋

ロックの部屋

PROCOL HARUM

プロコル・ハルム「青い影」

1967年作のポップス史上、永遠に残ると思われる超名曲「青い影」。何度聴いても飽きないんだな。マシュー・フィッシャーのゆったりしたハモンドオルガンの調べにうっとり、ゲイリー・ブルッカーのたくましく哀愁味ある低い声もはまってます。

元々は9分に及ぶ長い曲だったそうな。そういえば、この曲の終わり方は突如フェイドアウトして終わってしまう。シングル盤あるいはラジオに流すためには仕方がなかったかもしれないけど。4分5秒に短縮されてしまっている。(アルバムに入っているこの曲も4分5秒です)今のCD時代だから、よけい是非完全盤で発表してほしい。本当のこの曲の終わり方はどうなっているのか確かめてみたい。

日本のミュージシャンにも、多大な影響を与えたようで、その代表は荒井由実。作曲家志望だった彼女は、プロコル・ハルムを聴いてこれなら私にも出来ると思ったそうです。デヴューアルバムの『ひこうき雲』なんか聴いていると、ゆったりしたテンポやストリングスの入れ方、波の音を取り入れた効果音とかプロコル・ハルムの「ソルティ・ドッグ」を連想させるし、「翳りゆく部屋」のバロック調のパイプオルガンは「青い影」を思い起こします。

それからBOROの「大阪で生まれた女」この曲も売れたようだけど、私はこの曲初めて聴いた時、あまりに「青い影」に似ているなと思いました。パクッてないかなといつも聴くたび勘ぐっていました。

プロコル・ハルムはゲイリー・ブルッカーと詩人のキース・リードという人で曲を作っていたようです。後に、ゲイリー・ブルッカーは、【アラン・パーソンズ・プロジェクト】で「ライム・ライト」というバラード曲を作ってますが、これまた凄い名曲です。

ゲイリー・ブルッカーはプロコル・ハルム結成以前は【パラマウンツ】というグループにいたようだけど、こちらは聴いたことがないので一度聴いてみたいです。

ああ、プロコル・ハルムのDVD映像、また見たくなってしまったな。(一度買ったライブ盤不良品で返却してしまったので)




© Rakuten Group, Inc.